エピソード3.1マッチングアラーム 独身貴族

独身貴族のしゅんさん

 

自己紹介概要が

海外駐在何か国も行っていました。

趣味はダイビングです。

テラスでワインを飲みませんか。

 

という独身貴族満喫しまくりの詳しい自己紹介を書いていたしゅんさん

 

京都市役所前の駅からビジネス街をほどなく歩いたところのなんとか国際ビル。

普段の生活ではなかなか使わない駅なので、

どの出口がわかりやすいですか?と一応尋ねると

どこでもいいよ、アクセスがちょっとわかりにくいんだ、といいつつ

お店のカウンターでまってるから、となんともちぐはぐな答えをいただきました笑

 

電話で道案内してもらいながらたどり着いて

行きつけのお店なんだ、とポルトガル料理やさんにお連れいただきました。

 

端っこのカウンターに通されました。

まりな的には、向かい合って座るよりも断然横並びのほうが話しやすいので

さすがお店にこだわる方なだけあるなあと思ってました。

 

最初にいただいたのがグリーンワイン。若い白ワインですね。

ポルトガルのどこどこでとれたブドウで微発砲で飲みやすいんだと

うんちくをいただいたので

負けずに昨日飲み会で飲んだカザフスタンのうんちくえおお返ししました。

同じく若いワインで、アルコールのつんとした感じがなくて、重くて甘いワインでした

みたいな笑

(ここで素直にお詳しいですねーと答えるのが可愛い女の子の正解テンプレなんやろな)

しゅうさん、前菜が出た時点ですかさず写メをとるから、どこの女子かと。

たぶんフェイスブックに在中してるタイプやろうな

 

 

 

たこのマリネにパクチーを載せたものがすごいおいしくて

ぱくぱく食べていたら、とってもおいしそうに食べるんですねと言ってもらいました

(これで3回目かな、おじさまはおいしく食べる女の子が好きみたいだ)

 

出身地の話とか、車の話とか、定番のネタを話して

途中からとっつぜんしゅうさんモードチェンジして

彼氏とかどれくらいいないの??

どんな人がタイプ?

今まで最高のデートは?

今までで一番のキスシーンは?

とか、話してるときは全然気づかなかったけど

文章に起こしたら随分とテンプレだなあ

会う女の子全員に共通して聞いてるんだろうなとかとおもっちゃったや

 

どんな人がタイプ?って聞かれたら

好きになった人がタイプ!と某西野カナさんの歌詞を引用して

どや顔で答えることにしているのですが

そんなことはないでしょ絶対と突っ込まれて

 

素直に、「チャレンジ精神旺盛な人」と答えました。

 

俺ぴったりだわ。この年になっても異業種の転職とかもかなりしてるし

俺くらいの年になると、みんななかなかチャレンジできなくなるんだよ

年を取るってこういうことだよ

とおっしゃっていました。

 

それは仕事で、ってことですか、それともプライベートも含めですか?

 と聞くと

プライベートとして守るものができたりとか

今まで築いたキャリアを捨てることができなかったりとか

自分の経験値とかリーチがない市場で、評価されない自分が許せなかったりとか

 とのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

築いてきたものがある人こそ怖くなるのか、と

私はなにも捨てるものを築いていないからこそ笑

次の新しいチャレンジができるのかと

なんか、大きな気づきがありました。

 

 続いて

甘くてやわらかい鶏肉のグリル。

 

 

婚活アプリとか今までいろいろ使っていらっしゃったそうで

どういう基準で選んでるんですかって聞いたら、

どういう機能が使えるのかを結構調べてから登録するかなーとのこと

私みたいに適当に選んでる人って少ないんだな笑

マーケティングのこと、この人結構話せるなって思ったから

 

この婚活アプリに登録している男性ってね、大きく二種類に分かれると思うんです。

と自分の考えを話し始めました。

プロフィールを丁寧に書く方と適当または書かない方と。

 

最初は、プロフィールを書かない人って、ノリで登録してみた、とかあんまりやる気ない

とかそういう人たちだと思ってたんです。

でもね、最近、あ、そういう男性って、自分がどういう女の子を選ぶかどうかが大事で

自分が選ばれるかどうかって視点がないんだろうなって思ったんです。

だって、あいさつメールをポロンって送られたところで

どういう話に膨らませたらいいのかってわからないじゃないですか。

その点しゅうさんは、プロフィールも丁寧に書いていらっしゃったし

私のプロフィールのコンテンツにあそこまでコメントしてくださるってことは

しっかりと読んでくれたんやなと思って会うことにしました。

 

 

したら

女の子もそうだよ。プロフィールほとんど書いてない子もいれば

なんのとっかかりもない挨拶されても。

状況はどっちも同じなんだ。

 

ほかの女の子のプロフィール読んでみたいな。

差別化図りたい。

 

 

お店を出たところで

 

がっと手を取られてやたらと強くにぎられて(若干うっ血。)

大通りを少しお散歩して、次とか?って話降られてしまったので

地下鉄への入り口を指さして

すみません、雨が降り始めそうなのに洗濯物干しっぱなしにしてしまって

とか理由にならない理由でさよならしました。

改札で、抱き着いてきていいよ的に腕広げられたんですけど

あ、ぜんぜん抱かれたくない、とか思ってしまった。

えー恥ずかしいですそんなーってダッシュでイコカをタッチしました。